パスワードを記憶する

ここでは、どのサイトにどんなパスワードを当てたかを忘れないようにする、パスワードの決定方法について説明します。一度この方式に慣れてしまえば、何年前のパスワードであっても殆どのものが思い出せるでしょう。

パスワードの設定(または変更)を必要とするサイトのために、パスワードとなる一つの単語を決めます。この単語は、最低5文字で、10文字を超過してはいけません(サイトによっては、特定の長さのパスワードを要求します)。 自分の名前や、他の人が容易に推測できるような単語を使ってはいけませんが、思い出しやすい単語を使ってください。ここでは、その単語として、dantu という言葉を使用します。

何それ? どんなものにも一つのパスワードを使うんでしょう? 違います。その単語に、数字を加えるのです。

例えば:

それがウェッブサイトなら、1 を加えます。
それがメールのアカウントなら、2 を加えます。
それがニュースグループなら、 3 を加えます。
3-4-5 や 6-7-8 のような組み合わせでも構いません。どれにどの番号を振ったかだけを記憶すれば良いのです。

例えば: この場合、私のウェッブサイト用のパスワードは、dantu1 となります。新規のメールアカウントなら、dantu2 という具合です。数字を前に加えて、7dantu、 8dantu、9dantu のようにしても良いですし、単語の中に加えて、dan4tu、dan5tu、dan6tu としても良いでしょう。

あなたが決めなくてはいけない事は、基礎になるパスワードの単語と、どのパスワードがどの目的のためかを区別する番号の順番です。バリエーションは充分にあるので、最も粘り強いパスワードハッカーでなければ、阻止できるでしょう。この方法なら、必要に応じて、フォーラム(ウェッブベースのニュース)やメーリングリストのコントロールにも使用できます。

この方法では、もし誰かが偶然あなたのウェッブサイトのパスワードを入手したとしても、それが直ちにあなたのメールへのアクセスにはつながりません。作成できるパスワードは、6文字から11文字の組み合わせです。そのサイトがより長いパスワードを要求する場合(最低7文字のサイトもあります)、番号の部分に 0 (ゼロ)を加えれば、dantu01、dantu02 のようにして要求を満たす事ができます。

そのサイトから発行される(変更のできない)パスワードの場合:

メッセージセンターに、Gkeep や Keep という名称のフォルダを作成します。パスワードが記入されているメッセージをそのフォルダに保管します。

別の方法として、パスワードをそのサイトへのブックマークに保存します。ブックマーク|ブックマークの編集 でパスワードのいるサイトへのブックマークを選択し、編集|Get Info で、Description の欄にパスワードを入力します。
 


最終更新 2000/8/25

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翻訳および編集 池田譲治

The UFAQ Japanese edition is translated & edited by Joji Ikeda.