あなたが Net2Phone をインストールしなかったとしても、Netscape のパーソナルツールバーに Net2Phone へのリンクボタンがあるかもしれません。これを削除するのは簡単です:
編集→設定→Navigator で右の欄のリストにある Net2Phone のチェックマークを外します。
困ったことに、メニューバーの「ウィンドウ」リストにも Net2Phone へのリンクがあります。しかし、あなたはこれを削除することもできるのです:
Netscape を終了します。
Netscape\Netscape 7\chrome\overlayinfo\communicator\content に行って、overlayinfo.rdf
のバックアップを取った上で、このファイルを好みのテキストエディタで開きます。
chrome://net2phone/content/Net2PhoneTaskMenu.xul という行を探し出して、これを削除します。
ファイルを保存します。
Netscape を再起動します。Net2Phone はウィンドウリストから消えているでしょう。
xpcom.dll のクラッシュは実につかみ所のない問題ですが、幸いなことに Netscape 6.2.1 以降ではまれな問題になっています。xpcom.dll
のエラーには多くの原因が存在し、解決法を提示するのが困難です。
簡単でクリーンな方法は、プロファイルマネージャーで新規のプロファイルを作成する事です。xpcom.dll の問題の多くは、個々のプロファイルの問題です。他の方法として、サーバから
xpcom.xpi を再ダウンロードする、というのがあります。tip 1.3 を参照してください。
しかし、これらの前にまず試すべき事は:
ウィンドウズの Explorer で、プロファイルディレクトリに行き、次のファイルを削除します:
netscape.hst (もしあれば)、 history.dat、history.mab、 panacea.dat、 Cache フォルダ、
chrome フォルダ、 \Mail\ と \News\ の全ての .msf ファイル。その後に、Netscape を再起動してみましょう。
もう一つの DLL エラーで、しばしば生じますが、解決するのは xpcom.dll の問題よりも容易です。少なくとも、多くの場合は、です。netscape.hst (もしあれば)、 history.dat、history.mab、 そして Cache フォルダを削除します。
あなたは、好みの言語、例えば英語版で Netscape 7 をダウンロードしました。さて、英語版に飽きて、Netscape 7 は他の言語
(例えば、カナダや英国英語版)ではどんな風に見えるか、知りたいと思ったとします。全部のプログラムを再度ダウンロードする必要はありません。Netscape
のための言語パックがあります。編集|設定|表示|言語/コンテンツ|追加ダウンロード で他の言語がインストールできる Netscape のページに行けます
(訳注:Netscape 7 ではこのボタンはないようです)
。このサイトはやや遅いので、時間がかかるかもしれません。別のやり方として、ftp://ftp.netscape.com/pub/ に行って、ここから新しい言語をダウンロードすることもできます。違う言語の
Netscape の言語 xpi ファイルで、違う言語をインストールする事ができます。
例えば、ドイツ語のインターフェースをインストールするには、
ftp://ftp.netscape.com/pub/netscape7/german/7.0_PR1/windows/win32/ewc9e/
に行って、 langdede.xpi を Netscape 7 で開きます。
地域パックもあります。地域パックは、例えば Netscape 7 の言語は英語でも、その地域のコンテンツが欲しい人のためのものです。方法は同じです。ドイツのコンテンツには、
regde.xpi を探してください。
他の言語の種類を探すには、ftp://ftp.netscape.com/pub/netscape7/
に行ってください。
classic スキンのエラーです。プロファイル・ディレクトリに行って、chrome フォルダを削除します。これが無効なら、新規のプロファイル作成を試してください。
-height <value> -h or -help -installer -width <value> -v or -version -CreateProfile <profile> -P <profile> -ProfileWizard -ProfileManager -SelectProfile -UILocale <locale> -contentLocale <locale> -console -nosplash -quiet -addressbook -news -jsconsole -aim -edit <url> -chrome <url> -compose <url> |
起動時のウィンドウの高さ(縦の幅)を <value> に設定。 このリストを印刷する。 4.x のインポート画面で起動する。 起動時のウィンドウの横幅を <value> に設定。 netscp6.exe のバージョン情報を印刷する。 <profile> という名称のプロファイルを作成する。 <profile> という名称のプロファイルで起動する。 プロファイルウィザードで起動する。 プロファイルマネージャーで起動する。 プロファイル選択ダイアログで起動する。 ユーザーインターフェースロケールを <locale>で起動する。 コンテントロケールを <locale>で起動する。 Mozilla をデバッグコンソールとともに起動する。 スプラッシュスクリーンを出さないようにする。 スプラッシュスクリーンを出さないようにする。 アドレス帳で起動する。 ニュースで起動する。 Javascript Console で起動する。 Instant Messenger で起動する。 エディターで起動する。 特定のクロームで起動する。 メールで起動する。 メッセージ作成画面で起動する。 |
高度な設定のリストを見るには、 Customizing Mozilla
(英文) あるいは、\Netscape\Netscape 7\default\prefs の *.js ファイルを読むか、url
バーで about:config と入力してください。
(訳注: Netscape 7 で編集|設定 メニューから設定できるものには * 印を付けておきました。)
*gif アニメのモード (normal, once, none):
user_pref("image.animation_mode", "once");
メール/ニュース・ウィンドウでメール/ニュースのユーザーエージェントを表示:
user_pref("mailnews.headers.showUserAgent", true);
アドレス帳の「集積アドレス帳」を無効にする:
user_pref("mail.collect_email_address", false);
JavaScript の警告ダイアログを有効にする:
user_pref("javascript.options.strict", true);
フレームを無効にする:
user_pref("browser.frames.enabled", false);
ソース表示で行の折り返しを行なう:
user_pref("view_source.wrap_long_lines", true);
*自動補助を無効にする:
user_pref("browser.urlbar.autocomplete.enabled", false);
user_pref("browser.urlbar.showPopup", false);
user_pref("browser.urlbar.showSearch", false);
*ソース表示で強調(ハイライト)表示を無効にする:
user_pref("browser.view_source.syntax_highlight", false);
メール/ニュース の HTML テキストで特定の文字数で折り返す:
user_pref("editor.htmlWrapColumn", 72);
*表示に使用する最小フォント:
user_pref("font.minimum-size.x-western", 13);
プラグイン・ダウンロードのポップアップを出ないようにする:
user_pref("plugin.display_plugin_downloader_dialog", false);
メール/ニュースで Free Webmail の(ダミー)アカウントを削除する:
user_pref("mailnews.fakeaccount.show", false);
これは、W2K/XP の複数のユーザーで、一つの Netscape プロファイルを使用するときに有用でしょう。
\Documents and Settings\W2K-User_1\Application Data\Mozilla\ に行きます。これは、最初に
Netscape 7 のプロファイルを作成した W2K/XP User 1 のフォルダです。
ここには、registry.dat ファイルがあるでしょう。これを、 あなたが Netscape のプロファイルを共有させたい W2K/XP
User 2 のフォルダ、すなわち
\Documents and Settings\W2K-User_2\Application Data\Mozilla\ にコピーします。もし
"Mozilla" フォルダがなければ、作成してください。
メール:
あなたのメールは、\Mail\[メールサーバ名]\ サブフォルダ、例えば \Mail\pop.mail.yahoo.com\
に保存されています。メールをバックアップするには、拡張子のないファイル、例えば "INBOX" をコピーします。*.msf ファイルは要約ファイルで、メールボックスの表示形式
(ソート順、既読・未読の状態) を保存しています。何を保存していいかわからない場合は、\Mail フォルダを全てバックアップしましょう。
ニュース:
あなたのニュースサーバの詳細は、\News\[ニュースサーバ名]\ 、例えば \News\secnews.netscape.com\
に保存されています。
このフォルダにはメールの *.msf ファイルと同じ役割の *.msf ファイルがあります。
購読したニュースグループは、*.rc ファイル、例えば secnews.netscape.com.rc に保存されています。
全てのニュースサーバのグループリストは、\News\secnews.netscape.com\hostinfo.dat
に保存されています。
ニュースをバックアップするには、 *.rc ファイル、 *.dat ファイル そして
*.msf ファイルを保存します。
アドレス帳:
プロファイルディレクトリの、abook.mab
(個人用アドレス帳) と history.mab (集積アドレス帳) を保存します。複数のアドレス帳があるのなら、全部の *.mab ファイルを保存します。
ブックマーク:
bookmarks.html ファイルを保存します。
保存したユーザー名/パスワードのリスト:
ウェブサイトで保存したユーザー名/パスワードのリストは、12345678.s
(番号の部分はランダムです)に保存されています。このファイルを保存します。再インストールを行ない、新規のプロファイルを作成した後、ウェブサイトでユーザー名/パスワードを保存して新規のプロファイルに新しい
*.s ファイルを作成します。この新しいファイルが "12345687.s" であったとします。このファイルを削除して、古い 12345678.s を 12345687.s にリネームすれば、今までのリストが復活します。
(訳注: 経験上、新規作成した *.s ファイルを削除してしまうと、どうリネームしていいかわからなくなります。N7 を終了した上で、新しい *.s
ファイルを *.snew 等に拡張子だけ変更してから、新規のプロファイルに古い *.s ファイルをコピーして、*.snew の数字を見ながら古いファイルをリネームすることをお勧めします)
User.js/userContent.css/userChrome.css:
あなたの貴重なカスタマイズファイルを保存しましょう!
user.js is はプロファイルフォルダにあります。 userContent.css/userChrome.css は \chrome\ サブフォルダにあります。
prefs.js:
Netscape/Mozilla の主要な設定ファイルです。新しいプロファイルを以前と同様にしたいのであれば、このファイルを保存して、新規のプロファイルにコピーすれば、全ての設定は以前と同様になるでしょう。
(訳注: バージョンが異なる場合には、prefs.js のコピーはお勧めできません。また、このファイルが壊れているために不具合が生じる場合もあるので、トラブルシュートの再インストールの場合も、以前の
prefs.js をコピーしない方が無難です。)
例えば、Netscape の throbber の方が好きなので、Mozilla の右上の throbber を変更したいのなら、以下の行を userChrome.css に追加します:
次に、新しい throbber をプロファイルディレクトリの chrome フォルダにコピーします。
userChrome.css は profile
directory の "chrome" サブフォルダにあります。もしなければ、プレインテキストでファイルを作成してください。
(訳注: userChrome-example.css ファイルがあれば、これを別名保存して使用することもできます。)
アップデート: 新しい Netscape の throbber:
http://www.holgermetzger.de/throbber-anim.gif と
http://www.holgermetzger.de/throbber-single.gif
新しい Netscape のスプラッシュ画像:
http://www.holgermetzger.de/splash.png
(スプラッシュ画像として使用する場合は bmp にコンバートしてください)
スプラッシュ画像は変更できます。
Mozilla の場合: Mozilla の program フォルダに mozilla.bmp と言う名称の画像を置きます。
Netscape の場合: Netscape の program フォルダに netscp.bmp と言う名称の画像を置きます。
以下の記述は、あなたが throbber をクリックした時に飛ぶ
URL を変更します。
user.js で:
user_pref("browser.throbber.url","http://www.google.com");
user_pref("messenger.throbber.url","http://www.google.com");
user_pref("compose.throbber.url","http://www.google.com");
user_pref("addressbook.throbber.url","http://www.google.com");
Windows 2000/XP では、自動ダイヤルのプロセスが Win9x と違っています。Win9x では、自動ダイヤルの設定は、コントロールパネル→インターネットオプション→接続 で行ないました。Windows 2000/XP では全く違います。
Netscape のような TCP/IP 接続を必要とするプログラムに自動ダイヤルをさせるためには、以下を行ないます:
コントロールパネル→管理→サービスとアプリケーション で、以下のサービスを探します:
これらの全てを「自動」に設定します。これであなたは、インターネットオプションで "Never dial a connection" を設定することさえできます。ダイヤルアップのプロセスはこのオプションとは独立しているのです。ダイヤルアップのインターフェースが、標準的な IE のインターフェースとは違っていることに気づくでしょう。
DSL の場合:
DSL ネットワークカードの TCP/IP を無効にします。というのもこれは
DSL 接続のバーチャルモデムとしてしか動作しないからです。もし PC に LAN が接続されているなら、LAN の TCP/IP は無効にしないように注意してください。DSL
と LAN の両方があるのであれば、PC には二つのネットワークカード、一つは DSL 用、もう一つは LAN 用がある筈です。正しい方のカード(DSL
カード、例えば "LAN Connection 1" または "LAN connection 2")の TCP/IP を無効にするように注意してください。
(訳注: この件については、Windows 2000.FAQ の「
Netscape Navigator などが自動ダイヤルアップしないのですが
」も参照してください)
userChrome.css に以下を追加します:
Netscape を終了します。
\Netscape7\chrome\overlayinfo\communicator\content に行きます。
overlay.rdf のバックアップを取り、overlay.rdf を開いて、
AIM に関連する全ての記述を削除します。
ファイルを保存。
Netscape を再起動します。
もしプロファイルディレクトリの registry.dat がどんどん大きくなるのであれば、以下を行なってください:
Netscape を起動したまま、registry.dat ファイルを削除します。Netscape を終了するときに再作成されるでしょう。
あなたが複数のプロファイルを使用しているのであれば、registry.dat を削除してはいけません。なぜなら、Netscape は(現在起動している)一つのプロファイルの情報しか
registry.dat にリストアせず、他のプロファイルの情報は削除されるでしょう!
訳注: registry.dat は、プロファイルフォルダのルート (例えば、C:\Windows\Application Data\Mozilla\ )
にある筈です。これが肥大化すると、起動にかかる時間が長くなります。肥大化の要因はいくつかあるようですが、
インストールとアンインストールを繰り返していると肥大化するようですので、時々メンテした方が良いでしょう。
さて、複数のプロファイルがあるときにはどうするか、ですが、あらかじめプロファイルマネージャーを起動する
(スタート→プログラム→Netscape)
などして全てのプロファイル名(できればフォルダ名も)をメモ用紙
(^^; に控えておきます。registry.dat を削除した後に、(Netscape を終了して)プロファイルマネージャーを起動し、メモを参考にして、同名のプロファイルを全て再作成(再登録)します。大文字、小文字が関係する筈ですので注意してください。
2003年1月29日追記:
原文が改訂され、複数プロファイルの場合の手順が記載されています。手順は上記とほぼ同じですが、registry.dat
が再度肥大化するのを防ぐために、再作成した後に 読み取り専用にしてしまう
、という技が紹介されています。プロファイルの新規作成や削除が必要になったら属性を元に戻してください。
(訳注: 現在はアクセスできない http://burntelectrons.com/moz/moz-passwords.html のコピーを翻訳したものです。
なお、Mozilla 1.7 ではパスワードをデコードして表示する機能が新規に実装されています。)
最終更新:
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The UFAQ Japanese edition is translated and edited by Joji Ikeda.